アルマスからの便り

 

 

 

 

 

 

 

 

 2009.01.31up (2008.12.06〜12.07)

2008.12.06

 前回来れなかったこともあり、小屋もそのままでは心配なので、今回は予定を変更して

犬用の簡易フェンスの移動と塗装の仕上げを行う予定で来る。1日目はフェンスの移動か

ら始める。まずはフェンス取付位置にかぶる資材の移動から。全てを移動するには大変な

労力がいるので搬送用の木枠の上で資材の位置をずらし、木枠は切断して移動し何とか

フェンス内に入れることができた。

 次にこれまで西側に張ってあったフェンスを外して北側に移動して設置しなおす。予定

通りフェンス入り口と小屋の間に収まる。土地が東西に傾斜しているのでイマイチうまく

設置できないが仕方がないなどと思いながら、次は小屋の西側にもう1つのフェンスを移

動する。こちらは土地の傾斜が無いので素直に張れた。本来こちら側に出入口を設ける

予定ではあるが今はその余裕がなく、とりあえずは小屋とフェンスの隙間から出入する

ことに。結局思った以上に時間がかかり1日目は、ここまでで日没終了となる。

 

 

 

 

西側フェンス

 

  2008.12.07

 夜は相当気温が下がったようで、枕元に置いたペットボトルのお茶がシャーベットに。近

くの地域の最低気温が−5℃だったので、標高の高いこの辺りは−7〜8℃か。

 寒さを押しのけて起き出し外へ。快晴で北アルプスが間近に見える。朝食をとり、今日の

作業、塗装の仕上げを始める。まずは塗り残していた扉と窓の桟を外し、ガラス部等にマス

キングして塗装。慎重になりすぎて時間がかかる。1度目を塗り終えたところで、小屋本体

の2度目の塗装にかかる。やはり期間をおいて正解だったようで、前回2度目の塗装を試

した時より塗料の伸びが良くスムーズに塗れる。前回日陰での塗装作業は寒かったので、

今回は日の巡りに合わせて、東面〜北面〜西面の順に塗る。

 外壁を一通り塗ったところで扉と窓の2度目の塗装。こちらはマスキング等が面倒なので

一応乾いていたので塗ってしまった。結局デッキ部の2度目の塗装まではできずに日没終

了になり、塗装の完成にはもう1日かかることになってしまった。

  

 

 

 

 

 朝の北アルプス

 八ヶ岳全景

 

 

 

 

 

 

2008.12.14up (2008.11.15〜11.23)

2008.11.15

 今回は、塗装前の下準備を行うことに。まずはログ積みの時、私が図面を見落とし通し

ボルトを入れるべきところにダボを打ってしまったところの修正から。ネジ留めで何とかな

るかと思ったのですが、結局グラつきが大きく修正することにした。

 600mmのドリルを通しダボをくり抜こうとするが、上下からあけた穴が合わず最後は

力ずくでログを外す。再度組みなおして通しボルトで締めなおす。グラつきも減りやった甲

斐はありました。

 そこで次のコーキング作業に。ログと野地板の合わせ目部分にマスキングテープを貼り

シール剤を塗りヘラで押さえる。小屋を一周して完成。

 遅い昼食をとり、手すりの取り付けを行う。クロスする手すりの合わせ目がきれいにでき

ずてこずるが、私の加工能力ではこれまでとあきらめる。これでいよいよ次週は塗装作業

となるが、11月も中旬も過ぎ、寒さも進み続けて二度塗りは厳しいかもしれないなと思う。

 

作業前

 作業後

 手すりの取付け

 コーキング作業

 2008.11.22

  HARMASは快晴。まずは、塗装の下準備で、汚れを落とし、毛羽立っているところ等に

紙やすりがけ。ここまでで半日終わってしまいました。昼食後西側の外壁からいよいよ塗

装開始。下部は順調だが脚立に上っての上部の塗装はペースダウン。特に軒下の塗装

は見上げて覗き込むような姿勢での作業でやり難い。また北側の壁は高く、脚立の上で

のバランスが命。天気は良いのだが、日陰での作業は寒い。一面1時間強というペース

で、東面が終わったのは5時近くとなり、少しでも終わらせておきたいという思いからラン

タンをつけての作業となるが、5時半には暗くてこれ以上は無理ということでの作業終了。

 夜は、月もなく満点の星空となる。

 

 八ヶ岳は真っ白に

 窓から

 塗装開始

 1日目終了

 2008.11.23

 6時過ぎ日の出とともに起きて朝食をとり、小屋正面とデッキの内側を塗る。細かいとこ

ろが多くデッキの天井が結構広くて時間がかかる。近所の方が軽トラで通りかかり、この

小屋をいつも通りがかりに見ていて気に入ったのでメーカー等を教えて欲しいとのこと。

まあ私に一銭も入るわけではないが、せんでんをしてH/Pを教える。その後も昼食もとら

ずただひたすら塗るが、一通り終わったのは2時過ぎだった。その後試しに二度塗りを試し

てみるが、やはり1度目の塗料が完全に乾いていないのか、塗料の伸びが悪く粘つく感じ

なので二度塗りはあきらめ、手すり下部の細かい部分を塗る。それでも一通り塗り終え片

付けが終わったのは、4時半だった。

 近くの温泉に入り、連休の渋滞30kmをかわしつつ家まではいつもより1時間オーバー

で3時間半かかることとなった。

 

 1回目の塗装終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       
2008.11.25up (2008.11.02〜11.09)

2008.10.02

 3連休だが都合により日帰りに。いつもどおりの時間に出るが車が多く、嫌な予感がす

る。今回は1日になってしまったのでデッキを貼る事にする。まずはデッキの下に押し込ん

であったゴミを整理して、デッキの板材を並べ、ヒビの入ったものなどを選別する。野地板

の端材でゲージを作り、ネジ止め位置をマーキングしながらデッキ材の間隔のスペーサを

兼ねデッキ材をネジ止めしていく。デッキ材1本ごとにネジ止め位置をマーキングし、1本

あたり10箇所ネジ止めするという単調な作業ながら遅々として進まず、昼食をはさんで

ただひたすら作業を続ける。

 今日は暖かくてんとう虫がやたら飛んでくる。彼らも越冬場所を探しているのだろうが、

小屋での越冬はお断りして追い返す。

 作業が7割がた進んだところで、ネジがなくなる。初めからキチンと計算しておけば良か

ったのだろうが、1箱あるので大丈夫だと思い込んでいた。仕方なくJマートにネジを買い

に行きすぐに作業を続行する。最後の一本は現合にて幅を計ってカットし、ランプを点けて

のネジ止め作業となり、5時半を回って全て止め終わる。作業は結構大変だったが、思っ

た以上にデッキが広かったので納得する。

 帰りは悪い予感が的中して渋滞35km。一部高速を下り、抜け道を使って帰るが、いつ

もより2時間オーバーで4時間半かかる。

 

 八ヶ岳紅葉

 

 背景に北アルプス

 デッキ完成

2008.10.08

 今回は屋根の最終仕上げでアスファルトシングル(AS)を貼る。霙のような小雨の中、作

業の準備をしていると、応援のY君が来てくれる。天気もとりあえず曇りとなり、早速作業

へ。まずASを屋根に上げるがこれが重い。最初は軒に合わせてスターターを貼っていく。

その上にASを1枚ずつ釘で止めていく。列ごとに半ピッチずらして半分重ねるようにしなが

ら貼っていく棟に向けて貼っていく。二人だと作業も速く、午前中で半面終了。

 昼食後残り半面を同様にして貼る。棟の部分は始めからどうするか考えていたが、まず

はマニュアル通りASを両側から棟に被せるようにして貼ってみる。しかしこれでは釘の頭

が表面に出てしまう。そこで余っていたスターターを棟に被せるようにしてAS用のセメント

で接着する。一応それらしくできたので納得し、本日の作業は終了となる。

 

 1週間で真っ赤に

 

 AS貼り

 AS貼り完成

2008.10.09

 本日は屋根の仕上げとして、AS端面の押さえを取り付ける。元々破風の上に木製の押

えを付けることになっているのだが、日本の気候では金具等に変えたほうがいいというメー

カーさんのアドバイスに従い、L型の金具を取り付けることにする。破風をAS上面と同じ高

さになるように取付けなおし、AS用のセメントでコーキングしてその上からL型の金具をネ

ジ止めする。ネジの頭もコーキングし、以上で屋根は完成!

 今回の作業はこれで終了だが、時間が余ったので午後は窓と扉の飾り枠を取り付ける。

今回もY君が応援に来てくれたので作業もスムーズに進み、おかげで屋根も完成し、年内

完成の目標も見えてきました。大感謝です。ありがとうございました。

 早く終了したので、二人で近くの温泉に寄って、帰宅の途へ。

 

 金具でASを押える

 屋根完成

 屋根完成

 

 

 

 

 

2008.11.17up (2008.10.18〜10.25)

2008.10.18

 メーカーより窓枠の材料が届いたので、まずは窓の取付けから。一人で付けられるか窓を

持ってみると、30kg前後のようなのでやってみる。窓を付け、セトリングの隙間に、グラス

ウールを詰め、シールテープで目止めする。その他の継目もシールし、飾り枠をつける。一

人の作業のため余分な段取りもあり思ったより時間がかかった。

 今回の本来の目的である屋根の断熱材取り付け作業にかかる。今回は、半面の予定と

いうことで、防水用のブルーシートだけ外し、再度被せられる状態にしておく。まずは屋根

の周囲に角材を現合で加工しながら取付けたところで本日の作業は終了に。

2008.10.19

 朝から前日の作業の続きから。断熱材のスタイロフォームを置き、野地板の合板を乗せ

てサンドイッチ状態のままネジ止めしていく。この断熱材を入れる作業は、標準キットには

なく材料も自分で調達してのオプションということだ。標準通りキットの野地板に直接アス

ファルトシングルを貼っても良いのだが、それだと夏に暑いとのことでメーカーさんのアドバ

イス通りやっておくことにした。片面が貼り終わったところで、再度防水用にブルーシートを

被せて固定する。これに予想外に1時間以上かかり早めに終了の予定が、結局後片付け

が終わったのは5時近かった。

 

 

 

 

窓の取付け

 

 

キットの野地板 角材を入れて 断熱材を詰めて 半面完成

 

 

 

 

2008.10.25

 天気と仕事の都合で日帰りとなる。作業の準備をしていると、見慣れない軽が駐車スペー

スに入ってくる。義理の弟が心配して山梨から手伝いに来てくれる。二人だと作業が速い。

断熱材の取付け作業が11時ごろにはほぼ終了となる。昼食後はルーフィング材を貼る。幅

1mのルーフィング材を20〜30cm程重なるようにして軒から棟に広げていき、タッカーで

留めていく。軒にはルーフィング材を押さえるようにしながら鼻隠しをネジ止めする。こちらは

脚立を上下しての作業で結構大変だが、二人なのでスムーズに最後に破風を取付けて全

作業は終了。その後必要のなくなったブルーシート等を片付ける。今回も手伝ってもらえて

本当に助かった。一人ではここまでできたかどうか?ただただ感謝!

 

面完成 ルーフィング材貼り 破風板取付け これで雨はOK

 

 

 

 

2008.10.24up (2008.10.04〜10.13)

 2008.10.04

 H/Pの更新は久しぶりになりました。いろいろやっていましたが結局は何をするにも拠点

となるべき場所がほしいということになり、小さなログキットを自作することにしました。

 いよいよ基礎工事が始まりました。

  当初基礎もと思いましたが、この近辺は標高が高いことから凍結深度の問題もあり、プロ

に頼むことにしました.ベタ基礎をうって鉄筋が組んであります。結構深く掘ってあるようなの

で聞いてみると、80センチメートルとのこと。基礎の高は1mを超えていました。


 

金色の稲穂に甲斐駒 基礎工事

 

 

 

 

 

 2008.10.09

 着いてみると、型枠にコンクリートが打ってありました。業者さんが来て、型枠を外し、でき

上がった基礎を埋め戻していきます。ついでに駐車スペースも作ってもらいました。ユンボを

使っての作業には、半日もかかりません。手作業では5m四方を整地するのにまる1日。今

一番欲しいのはユンボです。

 

型枠にコンクリートが 型枠を外して 埋め戻し 駐車スペース

 

 

 

 

 

 

 

 

 2008.10.11

 荷物はすでに到着。クレーンが来て荷降ろしは15分もかかりません。

あらかじめお手伝いを頼んでおいた、木工職人のS君と、外構工事のプロのY君も到着して

開梱作業から。

 基礎の上に太引きを載せていく。中央につける一番太い材料が見当たらない。メーカーに

連絡を取る一方、Jマートや地元の木材を扱っているところをあたってみる。3連休ということ

もあり結局見当たらず、入手できる材料で進めようかと相談しているところにメーカーから、

これから持っていくとの連絡がある。それまでやれることをやろうということで材料の到着を

待つこととする。

 夕方薄暗くなってから材料が到着。それを取り付けたところで今日の作業は終了となる。

夜、焚き火を囲み星空を見上げての酒はうまかった。

 

 

 

 

 

 

 2008.10.12

  2日目の作業は、ログ1段目のコーチボルト止めから。イマイチ納得できる精度が出ずに

前日取り付けた根太を外してやり直す。今日も前途多難かと思わされたが、ログを積み始

めると目に見えて進んでいく。今日はENZOのオーナーさんと義理の弟も手伝いに来てく

れて面白いようにログの壁が高くなっていく。結局1日でログは積み上がってしまい、最後

に扉をつけて今日の作業は終了。今日も一日晴天で、夕焼けがきれいだった。

 2日間手伝ってくれたS君が、翌日地元のお祭りで町内会長の大役を務めるため帰って

行った。木工のプロの彼がリードしてくれたおかげで、今回の作業もこんなにスムーズに

すすんだのだと思う。梁の切込みが間違っていたときもプロの技であっという間にリカバ

リーして見せてくれた。心から感謝しています。

 

ログ積み開始

 

 

梁を載せて

 

 

 扉をつけて

 夕焼けが・・・

 

 

 2008.10.13

 連休最終日、朝から木工のプロのS君が言い残していった、通しボルト締めとログの高さ

寸法の確認をY君と始める。高いところはカケヤで打ってボルトを締めなおし、納得できる精

度まで調整する。その後は、100枚以上もある野地板打ち作業。一枚づつかみ合わせ3本

の梁に渡してネジ止めしていく。今日もENZOのオーナーさんと義理の弟が手伝ってくれて

仕事を分担して流れ作業で進む。昼までに8割がた打ち終わる。昼で1日半にわたって手

伝ってくださったENZOのオーナーさんが帰ることに。今年生まれたばかりの娘さんを連れ

てまで参加していただき本当にありがとうございました。

 午後から残りの野地板を取り付け、戸締りもかねて窓をつけることに。しかし最後にきて

再度問題発生。窓を取り付ける枠材が一組ないことが判明。再びメーカーに連絡して不足

分を送ってもらうように依頼する。仕方ないのでビニールと板で窓の部分をふさいでおく。

その後雨対策に屋根にブルーシートを固定し、残りの材料とゴミを片付ける。早めに撤収

に入ったつもりだったがすべて片付け終わったのは5時近かった。今回3日間通して最後

まで手伝ってくれたY君は、S君から今回の話を聞き自ら電話をしてきて参加してくれまし

た。その気の良さと気さくな態度には本当に感謝しています。

 今回最も嬉しかったことは、ログができたことではなく、一言頼んだだけで、みんな遠くか

らわざわざ来てくれ、車で寝泊りして、トラブルもさえも面白がってログ作りを手伝ってくれた

ことです。本当に皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

 

全て終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       
2008.06.27

 H/Pの更新は久しぶりだが、何もしていなかったのではなく、5/27、6/01、6/15と

3回も通っていたのだがあまりの進展のなさに毎回書くほどの事もなかったということだ。

今回も含めて4回のHARMAS行でやれたのは、西側の簡易フェンス張り、フェンス内の

石の収拾、整地(5X15m)、草刈り、そしてフェンス内への出入り口の設置だ。全体の様

子は写真の通りとなった。去年から9ヶ月かかってたったこれだけということだが、とりあえ

ずフェンスができたので初期の目標だった犬たちを連れてきて放しておくことができるよう

になった。これ以上は、人力だけでやるのは結構限界かなとも思っているが、遊びながら

マイペースでやればいいかとも思っている。先立つものもないので・・・。そんな中最近気に

なっているのが自生している植物たちだ。写真の木の実は食べれないかと帰宅してから

図書館から図鑑を数冊借りてきて調べたが、草木瓜(クサボケ)の実だったようだ。確かに

春先に、小さな赤い花が咲いていたような気もする。見た目は小さな梨の実のようで美味

そうに見えるのだが、熟すと黄色になり、酸味が強くて生食できないとのこと。毒ではない

ようなので熟したら試食してみるのもイイかもしれない。またキイチゴの類も地元の人に教

えてもらったものや、図鑑でわかったものなどでも2〜3種類はあるようだ。また白樺、赤松

栃、など数十センチから1.5メートルほどの苗木がたくさん芽を出しており、これらも時期を

見て適当な場所に移植しないといけないと考えており、一度敷地内の木々の種類を調べて

みたいと思い始めている。また試しに蒔いてみたエダマメも虫食いだらけにもかかわらず、

一応育っており、何よりも余った種を適当に蒔いておいたもの(写真 フェンス際に2つの芽

が)も同様に芽を出して成長しているということだ。これこそ土も掘り返さず雑草の中に種を

埋めておいただけなのだ。見た目はどちらも成長に違いはないので、これでいいのならこん

な楽なものはないなどと思っており、他の野菜の種もまいてみようかなどとすでにトラタヌ

(取らぬ狸の皮算用)をしている。

次回はまず犬たちを連れて行ってみようかと考えている。
また八ヶ岳は雲の中 水田は?   エダマメは
何かの実が フェンス内全景    
       
2008.06.15

 敷地に着いてみると、一件分おいた隣では、家の基礎工事が始まっていた。土地が売

れたというのは知っていたが、一気に家の建築ということらしい。

 朝方雲のかかっていた八ヶ岳も、昼には雲も取れすっかり夏山の雰囲気だ。フェンス内

の整地に続いて草刈を行う。これでも草を刈ったのかと思われるかもしれないが、フェンス

外と比べてもらえば一目瞭然?。
八ヶ岳は雲の中 田植えも済んで・・・ 隣に・・・ 昼 八ヶ岳は夏山だ
   
フェンス内 フェンス外    
       
2008.06.01

 晴天の一日、ただひたすらフェンス内の整地作業を続ける。一日この場所にいても、会う

のは犬の散歩の数人だけ、聞こえるのはカッコーやヒバリなど鳥の鳴き声だけだ。
朝の八ヶ岳 朝の甲斐駒ケ岳から入笠山  
       
2008.05.27

 西側に簡易フェンスを張り、午後は植樹のときに掘った穴(10ヶ所)から掘り出した石を

集める。掘り出した石の山(写真)は、一挙にこれまでの2倍近くになる。
朝の八ヶ岳 朝の甲斐駒ケ岳 昼快晴の八ヶ岳 石の山
   
西側にもフェンス      
       
2008.05.18

 今週はam5:00前に目が覚め、少し早めにHARMASへ。中央道はいつもより空いてい

てam7:30過ぎには着いた。天気は高曇りで山々は雲の中。前回一面にタンポポが咲い

ていたが、今回は種ばかりかと思っていたが、日が差し始めると一斉に花が開いて再び一

面のタンポポ畑に。今回は白い花をつけた新芽を見つける。葉を見るとこれも木イチゴ風な

のだが全くのシロウトには区別のすべもない。実でもなったら食べてみるしかないな、など

と思いながら早速今日の作業の準備に。
また八ヶ岳は雲の中   再びのタンポポ畑  

 今回の目的は、犬たちを放すためのフェンス作りだ。南側と東側には、プロに頼んで

本格的なフェンスを設置したが、道路のある北側と西側は開放されており、このままでは

犬たちが道に出て行ってしまうのでやはりフェンスを設置することにした。まあ道に出ても

実際は日に数えるほどの車しか通らず、ジャリ道で車もスピードを出せる状況でもないの

だが・・・。それよりも犬たちがそのままどこかに行ってしまうほうが心配ということだ。

ROSAは、その心配はなさそうで呼べば帰ってくるのだが、HANAは、育て方が良かった

のか、完全な自由犬だ。RIKIはまだ子犬で善し悪しの区別も分らず、下手に捕まえようと

すれば、遊んでもらってるつもりで逃げ回り却って危険だ。そんなわけで、後々のことも考

え簡単に移動等もできるように、簡易フェンスを設置することとした。

 簡易フェンスはネットでさがし、鉄製のポールを等間隔に立て、それに金属製の格子状

のフェンスを引っ掛けて固定するものにしたが、実際は現物を見ないと分らないということ

で1セット15m分を購入してみた。YAHOOのサイトで購入したのだが、すっかり忘れてい

たのだが、以前動画のコンペに応募したことがあり、その時の参加賞?のポイントがあり、

おかげで1万円引きとなり随分得した気分になった。

それはともかく作業の方は、まずポールを立てる位置を測り、目印となるヒモを張り、1.5m

間隔に印をつける。そこにポールを埋める深さ30cmほど穴を掘っていく。再び穴掘り作業

ということだが、これまでの穴掘りに比べれば深くもなく広げる必要もないのでかなり楽だ。

1時間半ほどで穴掘り作業は終わり、ポールを立てていく。これならば午前中に終わってし

まいそうだと思いながら、フェンス張りに。格子状のフェンスをポールについた爪に引っ掛け

ていくのだが思ったようにいかない。等間隔に張ろうとするとフェンスにたわみが出る。たわ

みを無くそうとすると、ポールの上下で格子の升目が一定にならない。結局は、敷地の傾

斜が原因のようだ。フェンスが格子状に固定されており、敷地の傾斜が吸収できない。この

状態では、ポールの爪に引っ掛けて固定することはできない事がわかり、考えた 末針金を

買ってきて固定することとする。またいつものようにJマートに買い物へ。

 針金でフェンスを固定すると共に、ポール間に針金を張りフェンスに縫うように通すことで

フェンスのたるみを矯正した。プロのようには行かず見栄えはイマイチだが、犬の安全確保

という意味では、コストパフォーマンスも十分ということで西側にも設置することとした。下の

パノラマ写真でヒモの張ってあるところが、1次ドッグランのフェンス設置予定位置。

 今回は、思ったより早くフェンスが設置できたので、Jマートで苗木を買ってきて追加し、

エダマメの種もまいてみる。基本、木も野菜も良く言えば自主自立ということで、ハッキリ

言えば放任だ。月に良くて2〜3回しか来れないわけで面倒を見なくてはいけないものは

生き残れないということになる。まあここに自生している木々や草花と同じということだ。

一応木々はこの環境でも生きていけるものを選んでいるつもりなので、全く植えておいて

無責任な発言ではあるが、あとは自助努力で生き残っていってもらうことを願うしかない。

そんな勝手なことを帰途の渋滞の中で思ったりした。
 
       
   
1次ドッグラン予定地      
2008.05.06

 ゴールデンウィークにHANAたちを連れてHARMASへ。今回はRIKIを初めて連れて行

きました。ROSAは言うことをよく聞いてリード無しでも大丈夫でしたが、HANAとRIKIは、

全く自由行動が多くとても放してはおけませでした。早く簡易フェンスを張って放せるような

状態にしなくては連れて行けませんね。皆さん さして面白くもなかったのかもしれませんが、

腹いっぱい草を食べて満足だったのではないだろうか。
 
朝の散歩 水を張った田に甲斐駒が    

 HARMASでは、一面にタンポポやよく知らない雑草がが咲き誇り?、例のキイチゴが今

年もそこかしこに芽を出しており、オレンジの花まで咲いていました。前回、新芽が出ている

だけだった 自生している白樺も、たった1週間で小さな黄緑色の葉をつけていました。近く

の公園では山桜も満開で、HARMASは1ヶ月遅れの春の盛りでした。
一面のタンポポ畑? 小さな花が キイチゴ?にも花が 白樺には小さな葉が
       
2008.04.26

 天気が今一なのは分っていたが、3月23日に植樹用の穴を掘って以来、苗木も園芸店

に預けたままになっており、さすがに4月中に植樹だけは終えようということで出発。4月

3日にRIKIが来て以来そちらに掛かり切りだったがやっと落ち着いたということもあった。

 途中預けてあった苗木を受け取りに園芸店による。買った時はまだ芽が出始めたばかり

だった苗木もすっかり葉が出始めていた。着いてみるとまだ雨は降り出していないものの、

いつ降り出してもおかしくないような天気で、八ヶ岳は雨雲の中だった。まずは雨が降り出

す前になるべく進めようということで早速作業を開始する。1ヶ月放っておいた穴は落ち葉

や周りの土がかなり落ち込んでいて再度穴掘り作業となる。10時を回ってパラパラ雨も降

り出したところで穴掘り作業も見切りをつけて、Jマートへ腐葉土等を買いに行く。

 買い物をして戻る頃には昼近くなっていたが、雨足も強まってきたので、昼食も後回しで

植樹作業を再開する。とりあえず本で知った知識を頼りに、掘ったた穴の半分の土に腐葉

土と油粕を混ぜて埋め戻し、残り半分は掘った土を埋め戻す。しかし穴を掘ったときに出た

大量の石などのため、土が全く足りない。結局他の場所から土を運ぶしかなく、これが大

変な作業となる。雨も強弱を繰り返して降りつづける中、レインコートもドロドロとなりなが

ら作業を続ける。腹も減りいい加減いやになるが、苗木をそのままにしておくこともできず、

作業を続けるしかなかった。3時近くなり、雨が激しくなり始めた頃やっと最後の苗木を植

え終わる。本当はもう1〜2本苗木を買って植えるつもりだったのだが、とてもそんな気に

はなれなかった。そんな中、雨が強くなったおかげでドロドロだったレインコートが綺麗にな

ったのが、本日唯一最大のLuckyだった。
   
八ヶ岳は雲の中      
植え終えた苗木   白樺にも新芽が  
       
2008.03.23

 2月23日にHANAたちを連れて積雪の様子を見に行って以来、1ヶ月ぶりの訪問となっ

た。前回も何かできればと思いながら行ったのだが、積雪30cm車を止めるスペースの確

保だけでも悪戦苦闘する始末、結局小屋が壊れていないことを確認する程度のことしかで

きなかった。
2月23日   検閲  

 その後なかなか時間もとれず今回は植樹の準備ということで満を持しての出発となった。

着いてみると天気は高曇りながら、陽がのぞいている。すっかり雪も消えていて、かなり暖

かく、朝8時現在で気温は7℃もある。すでに春の陽気だ。
 
今朝の八ヶ岳   今朝の北アルプス  

 手始めに、あらかじめ考えておいたレイアウトに従い、木を植える位置を測って目印となる

クイを打っていく。今回は、土地の東側と南側に植樹を予定している。本来は道に面した北

側と西側に先に植樹したいところなのだが、ノリ面の処理をしないと如何ともし難い。それを

待っていては先に進めない。樹木の生長には時間がかかる。まずはできるところから始め

るしかない。レイアウトしてみると北東の水道栓の位置が紙の上で考えていたときよりも木

に近く再考の必要がありそうなので、南側より穴を掘り始める。

 いつもながら石と木の根に悪戦苦闘しながら掘り進めるが、本に書いてある直径60cm

深さ60cmという穴は、そうたやすくはない。特に深さ60cmというのは、言うは易く・・・とい

うやつだ。一穴30分強のペースで5つほど掘ったところで昼過ぎとなる。

 昼食もそこそこに作業開始。今度は東側のフェンスに沿って穴を掘っていくのだが、午前

中に比べてペースダウンする。また土質が南側と違い、50cm前後から粘土質の土が混

ざり、これで木を植えて大丈夫なのかと心配になる。しかしこれ以上に深く掘るには、穴を

広げて自分が中に入って掘るようだ。ここで考えても埒があかないので今はただ規格通り

の穴を掘ることに専念する。そして8個目にとうとう掘り当ててしまった。石の山だ。穴の位

置をずらせばいいのかもしれないが、一応木の間隔を考えてレイアウトしてあるので、1ヵ所

変えると他の穴位置も変えなくてはならない。意地になって掘るがペースは落ち疲れで手

を止める場面が増える。規格通りの穴となったものの1時間以上かかる。その後ペースは

ガタガタとなり、春分も過ぎてだいぶ日が長くなったとは言え、明るいうちに10個まで掘る

のがやっとだった。結局予定していた数の穴は掘れず、達成感もイマイチで疲れだけが残

った。
   
南側 8個目    
       
2008.01.31

 いつも通りam5:30出発。今日は、トイレ用の小屋を作るための材料が車に満載だ。着

いてみるとメインの舗装道路は雪もなく乾いており前回のような恐ろしさはない。しかし畑

の中の道に入った途端積雪15cm深い轍にハンドルが取られ走る方向とタイヤの向きが

違う欽ちゃん走り状態だ。敷地は積雪10cm〜15cm、気温は−3℃。
 
       

 仕事は雪かきからとなる。テント用デッキの上で壁となるのフレームの組立。片側ができ

たところで電ドル1個目の充電池が切れる。寒さのせいか予定より早い気がする。仕方な

くここからは釘を多用して電池の温存を図る。

 急に雲がひろがり雪が降り始める。結構な勢いで降るが、気温が低いのか融けて濡れる

こともなくそのまま作業を続ける。壁のフレームができたところで床板となるコンパネを買い

にJマートへ。コンビニによって昼食を買って帰る頃には青空が広がってくる。車の中で昼食

をとりゆっくり休む間もなく作業再開。

 床のコンパネを貼り壁フレームを立てて仮固定し、上部に板を渡して連結する、壁の間口

寸法を確認して、固定用の釘をガンガン打ちまくる。握力がなくなってくるとちょっと手を止め

再び打つ。ハンマーの音がすぐ隣の雑木林から跳ね返ってくる。まるで林が空気の壁のよ

うだ。積もった雪のせいか他の音はない。ハンマーの音だけが響き渡る。相当遠くまで響い

ている気もするが、今日は朝から誰も見かけず、人気も全くない。一人で山の中にいる気分

だ。左手の握力も限界に近くなって、何とかフレームを固定できた。次に予め作ってきた屋

根のフレームを立ち上げて固定する。そこにコンパネを貼って屋根とする。塗装等をする予

定はないので一応シール材で継ぎ目はコーキングしておく。

 予定の作業が一通り済んだのは5時近かった。日が長くなってきたので助かる。このまま

ではグラついて心配なので筋交いを仮止めしておく。両端に釘を一本づつ打っただけなのだ

が、効果は抜群でこれで安心して帰れる。最後にその様子を写真にとって記録しておこうと

シャッターをきると、これも電池切れ。仕方なく後かたずけをして温泉へ。
      2月2日撮影
2008.02.02

 いつもより遅れてam5:50出発。2分遅れで高速の早朝割引が効かず。今日は前回の

続きだ。以前束石を盗まれたこともあり、作りかけでいたずらをされるとイヤなので、間をお

かずに一定のところまで作っておこうという計画だ。
     
       

 今日は先日と違って、天気は高曇りだが、気温は−6℃。寒いので羽毛服を着て作業を

始める。まずは、扉の製作から。コンパネでも良かったが多少は見栄えを考えて2×4材と

2×4材を組み合わせて作ってみることとし、家で刻みを入れておいて現地で組み立てる。

蝶番をつけるのに多少手間取るが何とか開閉するレベルにはなる。その後裏側のゴミ箱置

き場の製作。ここは一部壁フレームの取り付け位置を間違えていたことから、材料の切り出

し作業から始めることとなり、作業は1時過ぎまでかかってしまった。

 昼食もそこそこにまずは壁のコンパネ打ちから。始めの位置合せができれば、後は釘を

打つだけだ。釘もサイズが小さいので握力がどうのというほどではないが、数の多さには

参る。全てのコンパネを打ち終わったときにはすでに4時を回っており、最後の窓材を取り

付ける。窓材はガラスでは面倒そうなので今回はポリカーボにした。ダンボールのような2

重構造となっており、スリガラス状で中が見えずなかなか便利なものがあるものだ。これを

カッターで適当なサイズに切り出し窓枠にはめて、角材で押さえて完成。最後に天気予報

の雪に備えて目地のコーキングを補強し終えたのは5時半を過ぎており、日もとっくに沈み

薄暗くなった中、慌てて記録の写真撮影だけする。今日は1日昼食以外休みもなく作業し、

疲れて温泉に行く気力もなく帰宅とする。
   
完成      
       
2008.01.13

 いつも通りam5:00起き、am5:30出発でHARMASへ。着いてみると昨日の天気予

報ははずれて晴れている。しかし道路は全面凍結のアイスバーン状態。敷地には前日の

雪が薄っすらと積もっている。木々の霧氷がきれいだ。気温は−5℃。
   
アイスバーン状態      

 まずは写真でもとろうと思ってカメラだけもって歩き回っていると、束石がないことに気付

く。今日の作業をスムーズに進められるように前回来たときに買って置いておいたものだ。

腹が立つというよりも情けないくらいだ。束石など他に使いようもなく、掻っ払た束石を使っ

て何かを作ろうという気持ちが理解できない。世も末だ。とりあえずJマートが開く時間まで

整地作業をし、時間を見計らって買い物へ。

 戻ってくると太陽熱で木々の霧氷がすっかり消えている。しかし今度は太陽の光でキラキ

ラ輝いて見える。近寄って見ると溶けた霧氷が再度凍って木の枝が氷でコーティングされた

ようで、氷のポッキ−状態だ。陽の当たっている所は氷が多少溶けているようだが、日陰は

凍ったまま。気温は氷点下か。今日は風もあり、雲が八ヶ岳の山頂をかすめて飛んでいく。
 
光る白樺 氷のポッキ−状態    

 昼食をはさんでトイレ小屋の床フレームを設置。思ったより早く3時過ぎに作業が完了し

たので、敷地内に転がっている石を拾い集めることとするが、石の数は無限だ。中には一

部だけ地表に出ているものもあり、結局掘り返すこととなる。これまででも最も大きなものを

何とか堀出してホッとしていると、すぐまた大きな石を発見してしまった。スコップをテコに動

かそうとするがピクリともしない。掘り出そうとするが下にいくほど大きくなかなか全容が現

れない。やっと掘り広げ、スコップをテコにずらそうと何度もこじっていると、ベコッという音と

共にイヤな感触が手に伝わってくる。スコップの凹面状の反りが一瞬反転したようだ。さす

がにここまでと諦める。40分にわたるの悪戦苦闘の末、とうとう人手では動かせない石を

発見してしまったことを認めざるを得なかった。今後のやり方を考え直さなければいけない

ようだ。
    本日のBig One 本日のBiggest One

 3時を過ぎて陽が傾き始めた頃から急に下がり始めた気温も日没を迎えて−2℃まで下

がった。年末より日は長くなったようだが気温低下は格段に速い。後片付けをし、畑の中の

道へ出て夕暮れの八ヶ岳を撮影。日は入笠山の北の肩に。(左の斜面の白い筋は富士見

パノラマスキー場のゲレンデ)その後はいつもの温泉に。

 6時前に温泉から出て帰ろうと車に乗ると、温度計は−5℃を指していた。
 
夕暮れの八ヶ岳 日没    
       
2007.12.22

 HANAとROSAを連れて出発。天気が心配だったが、着いてみると気温0℃小雪が降っ

ており、地面も薄っすらと白くなり始めている。まずは犬共々朝食を摂り近所の散歩へ。

(散歩の様子は、HANAのページをご覧ください。)
 
       

 西側の畑の道を一回りし、皆さんは車で休憩ということで、一人で作業開始。前回の後始

末ということで、掘り返した所を埋め戻し、全体をならす程度ていどのつもりだったのだが、

始めてみると、前回見落とした立派な株が幾つか見つかり、仕方なく掘り起こすと次々と石

が・・・。結局下の写真のようになるまで2時間以上かかり、特大の石と無数の小石を掘り

出すことなり、いつしか雪も止んでいた。今回作業をしてみて、冬期の作業はやはりかなり

難しそうなことを痛感する。一度掘り起こした所は問題ないが、手付かずの所はすでに地表

が凍っている。今はまだそれでも5〜10cmほど掘ればその下は凍ってはいないが、冬本

番ともなればどの位の深さまで凍るのか・・・?また凍った地表を崩すのはスコップでは手

が痛く、ツルハシでも使わなければ・・・。ちなみに最後の写真は、第1次HANA&ROSA

様専用ドッグラン予定地(15m×20m)ということだが、何時のことになるやら・・・。結局

昼までかかり、買い物へ。Jマートで次回の工事用の束石を買い、コンビニで昼食を買って

戻る。

 昼食後は、犬たちを連れて東側の林の中を散歩する。林の中には結構家があり、別荘も

あるが永住の人も多いようだ。ウチもせめて小屋ぐらい欲しいのだが、当分はテント暮らし

しかできそうもないだろうなどと話しながら散歩する。

 今日のところは、帰りによる所もありここまで。再び雪のちらつき始めたHARMASをあと

にした。
 
  本日のBig One ドッグラン予定地  
       
2007.12.01

 今週もam5:00起き、am5:30出発でHARMASへ。笹子トンネルを抜けても結構雲が

低く天気が心配だったが、着いてみると天気は薄曇で気温は2℃。八ヶ岳方面は雲が多い

が北側はすっきり晴れていて北アルプスが良く見える。
今朝の八ヶ岳 今朝の甲斐駒ケ岳 今朝の北アルプス 今朝の槍・穂

 今朝の北アルプスはこれまででも一番きれいに見えた。早速整地にとりかかる。前回は、

大きな石が多くて苦労したが、今回は大量の小石と木の根の組み合わせのようだ。相変

わらず作業は遅々として進まない。こういう作業を続けていると、何故かより完璧性を追及

してしまうのか、掘り返す深さ初めの頃よりがかなり深くなった気がするのだが・・・。

 昼過ぎまで作業し、休憩をかねてコンビニまで買出しに。天気も良くなってきたので、途中

の畑の中の道で写真を撮る。
八ヶ岳全景  編笠山(右)から蓼科山(左)まで 隣の畑からの八ヶ岳

 昼食は前回作ったデッキの上で。気温は10℃をきっているが、日差しが暖かく気持ちがい

い。

 午後の作業を再開。相変わらずのペースにこの先のことを考えると気が遠くなってくる。肉

体的にもコスト的にも皆が言うように重機でもかりてやった方が早いし楽なことも分っている

のだが・・・。木の根を掘り返していると、良くこんなに石の多い土地で地中深く根を張り巡

らせているなと感心させられる。掘り返していると木の根がまるで石に守られているような

感じさえしてくる。しかしそれは逆に言うと、石の隙間を掻き分けるように根を張っていって

いるということになる。そう思うとこちらも簡単に重機をつかってという気にはなれない、せめ

てこちらも人力でなどとバカなことを思ってしまうのだが・・・。何れにしろ手前勝手な感傷な

わけでやっていることには変わらない。そんなバカなことを考えつつ作業を続ける。

 4時05分過ぎに入笠山の向こうに陽は沈んでしまったが、今日は幾つか大きな株があり

作業は遅れている。今日は大きな石が少なかったのだがここにきて真打とも言える過去最

大級の本日のBig Oneの登場となる。ロスタイムに入ってピンチの連続だ。薄暗くなり始め

た中、何とか掘り出しはしたものの移動させる気力はなくなっていた。スコアレスドローとい

ったところか。

 本当に暗くなってしまい、掘り返したまま最後の整地もできずタイムアップ。いつものよう

に温泉に入り帰途に着く。帰り道だけは順調だった。
   
本日のBig One 本日の成果、暗くて・・・    
       
2007.11.16

 今週もam5:00起き、am5:30出発でHARMASへ。着いてみると天気は薄曇で気温は

3℃で肌寒い。敷地の東側と南側では頼んでおいたフェンスの工事が始まっていた。
   
八ヶ岳 敷地にはフェンスが    

 こちらも先週の続きで 早速テントのデッキ作りを始める。フェンスの工事は今日はお休み

のようだ。まずは荷重を受ける足の追加から。足となる木材を現合で長さを合わせて切断し、

それをネジ止めしていく。次はコーナー部に補強の斜交いをネジ止め。補強を4本取り付け

たところで、数を間違えたのか用意してきた木材のが足りず、合板も買わないといけないの

でいつものJマートへ。

 買い物から戻って合板をデッキのフレームに載せてその上で昼食に。風が出てきて雲も厚

くなってきたので、天気が心配になり、昼食もそこそこに作業を再開。整地作業と違い、運動

量も少ないので寒い。電ドルも充電池を一つ使い切って電池を交換するが、作業終了までも

つのか心配になってくる。デッキのフレームが完成し、合板をフレームに載せ位置を合わせ

てクギで止めていく。デッキは何とか完成したものの時間はすでに3時を回り思ったより時間

がかかっており、早速テントを張ることとする。テントを広げ四隅を固定する為の金具をネジ

止めする段になって電ドルの電池が切れかかる。最後は2つの電池を交互につかって何と

か最後のネジを締めきることができた。

 心配だった天気も逆に晴れてくるが、4時15分過ぎには、入笠山の向こうに陽は沈み徐々

に暗くなり始める。夜はすることも無いので焚き火でもして、掘り出した木の根でも燃やせば

ゴミの処理もかねて一石二鳥ということで、周りに燃え広がらないように石で丸く囲んで焚き

火のできる場所を作る。
 
 寒さに備えて下着等も着替え、満天の星空の下焚き火をしながらビールを飲む。火を見

ていると落ち着くのは、DNAに刻まれた遠い記憶のためか。懐中電灯をつけ焚き木を探し

て下ばかり見ていてふと顔を上げると東の空に明るい流れ星が飛ぶ。そのまま暫く空を見

上げていたが一つだけだった。飲み物もなくなり、時間も9時近くなり、そろそろ終わりにす

ることにして火の始末をする。懐中電灯を消すと灰の中で小さくなった無数の火種がオレン

ジ色に明滅する。ここにも宇宙があった。
 
足の追加と補強 合板を貼って完成 テンとを張る  
2007.11.17

 夜中に床面から伝わってくる寒さに何度か目が覚める。断熱シートが薄くエアマットを持っ

てこなかったことを後悔する。テントも冬用にするべきだった。

 6時過ぎ外も明るくなってきて、テントから覗くと雪でも降ったように一面真っ白の霜だった。

ポリタンの水も凍っている。晴れた分気温が下がった放射冷却だ。日の出を見に散歩へ出

る。いつもの畑の中の道で、林の中からから太陽が上ってくる。前回見た時よりも太陽の昇

る位置が南に移動している。車に戻り気温を見ると7時現在で−3℃だった。今年一番の冷

え込みだろう。
テントの外は 一面の霜 蓼科山 北アルプス
右は 左は 林の中の太陽 日の出

 コーヒーを沸かし、パンを食べる。じっとしていても寒いだけなので、体を温めるべく整地作

業を始めることにする。体が温まるごとに上着を一枚ずつ脱いでいく。いつもの服装となり、

9時を過ぎた頃、軽トラックが来る。フェンスをお願いしている業者さんだ。フェンスはすでに9

割方できており後は網を張るのみだ。網目の継ぎ目が判らないのでどうなっているのか観

察する。網は4mごとになっており、それをフェンスのフレームに引っ掛けていく。そして隣り

合った網目を一本のジグザグの針金で縫い合わせるように繋いでいく。感心しながら見て

いたが、お仕事の邪魔になるといけないので自分の仕事に戻る。

フェンスの方は2時前に完成。業者さんを見送って仕事を続けるが3時を回って陽も傾き始

めたので、テントを撤収して後片付けを始める。

本日の成果は下の写真の通り。整地は1.5倍に。結構体も慣れて作業は早くなった気が

しているのだが、如何せん木の根は少なかったものの、石が大漁?だった。本日のBig

Oneは、前回の1.5倍以上もあった。そして最大の成果は、フェンスの完成。フェンスがで

きて逆に土地が広く感じる気がするのは私だけでしょうか・・・?

 今日も4時15分過ぎに陽は入笠山に沈む。荷物を車に積み込む。いつもの八ヶ岳撮影

ポイントに行き、夕日に染まる八ヶ岳をカメラに収めて温泉に。

 温泉から出ると外はすでに真っ暗になっており帰途に着く。今日も相模湖付近で事故が

あり結局渋滞に巻き込まれて帰宅は遅くなった。
 
フェンス完成 本日の成果 本日のBig One  
   
敷地のコーナーから全景を撮ってみる    
 
八ヶ岳夕景1 八ヶ岳夕景2 甲斐駒ケ岳夕景  
       
2007.11.07

 ここ2週間以上、天気が悪かったり、用事があったりして行けなかったHARMASへ。

 いつも通りam5:00起き、am5:30出発。平日ということで初めて順調に行く。着いてみ

ると水道が引けたようで、凍結防止水洗とデジタル式の水道メータがついていた。また整地

した所には、線状の土の盛り上がりがある。土の軟らかい所を見つけてきたお客様か?そ

れとも先住民ということか?

 am8:30早速作業開始。今回は、テント設営用のデッキを作ろうということで、前回束石

を設置する場所の整地を始めていた所の続きを始めると、ちょうど東南の角の所に大きな石

が埋まっているのを発見。掘り出そうとするがとてもそのレベルではないことが発覚、結局

束石の設置位置をずらすこととして、整地をやり直す。結局10時過ぎまでかかり、ちょうど

Jマート開店の時間とということで束石を買いにJマートへ行く。
水道 お客様か先住民か? こいつだ! 材料を降ろして
 
八ヶ岳 北アルプス 甲斐駒ケ岳  
 
 とりあえず束石6個とジャリを買って戻り、予定位置に並べてみる。土地が傾斜していたの

は分っていたのでそれなりに水平レベルを考えて整地していたつもりだったのですが、水準

器で測ってみるとデッキの長さ3.6mで20cm位傾いていることが分り再度の穴掘りに。何

とか束石の高さを調整して、あとは実際にデッキの枠材を載せてみてということで、昼もまわ

ったので昼食に。いつもと同じコンビニのパンですが、気分を変えてブルーシートの上で昼

食に。日差しは暖かく、いつしか天気は快晴に。今日は北アルプスがくっきり見える。前穂

西穂、奥穂、北穂の山塊からキレットを経て槍ヶ岳のピークに続いている。食べ終わってシ

ートの上に横になると、雲一つ無い青空が広がっている。ちょっと目をやると黄葉の木々がま

ぶしい。ウトウトしてきてこのまま昼寝でもしたいところだが・・・。気を取り直して作業再開。
   
束石設置 寝転がって    

 一組目の枠材をネジで組み立てて束石に載せてみると。束石の高さと位置を再度調整す

る。二組目の枠材の組み立てにかかる頃には3時を回って陽もかなり西に傾いてきて作業

を急ぐ。何とか組み立てて束石の上にセットしたのは4時になっていた。再度水平の調整を

行い、束石を埋め、枠材をネジで束石に固定した頃には、陽も西側の林の向こうに沈み、あ

たりは薄暗くなり始めており、時間も5時をまわっていた。あとは枠材の補強と、荷重を受け

る足の追加というところだが、本日は日没サスペンデッドとなる。

 帰りはいつもの温泉へ。行ってみると温泉の建物に明かりはなく、暗い駐車場の奥に、

本日休館日の看板が・・・。しかたなく帰る途中の道の駅の温泉で汗を流して帰る。
枠材 水平出し 今日はここまで 日没の槍穂
       
2007.10.20

 am5:30出発。今日こそは早く行けると思って家を出たが、大型故障車有りということで、

いつも通り相模湖付近で渋滞、今日の方が遅くなってしまった。まずは、山梨によってBow

に一目会ってアルマスへ。幹線道路から畑の中のわき道へ入ると正面に八ヶ岳の山並み

がひろがっている。主峰赤岳、横岳、阿弥陀岳は薄っすら雪をかぶっているようで、初観雪

ということだったようだ。

 今日はHANA達も連れてきており、作業をすると言うより近くを知るということで、散歩に行

ってみることに。その様子はすでにHANAの扉の方にupしてありますが、付近をぐるっと回っ

てみると、天気の良かったこともあり八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、入笠山、蓼科山方面と道の先々

に山々が望め最高の散歩だった。毎日の散歩ではいやいや歩いているHANAの足取りも

軽やかだった。まあ人も犬も感じることは同じということのようだ。

 その後2時間ほど木の根と石と格闘した。下の写真にもあるこいつがほぼこの土地いっぱ

いにはびこっているのだが、茎には刺があり手でつかむことはできないし、地下茎で繋がっ

ており排除するのが本当に厄介なのだ。いったい何という植物かということでちょっと調べて

みたが、結果はどうもキイチゴの仲間ということのようだった。食べられるなら無下にもできな

い所だが、このままでは全面キイチゴ畑ということなのでやはり取り除くしかないようだ。と

は言え現在のように人力だけで整地を続ける限り、全面排除にはどれだけの時間を要する

か見当もつかない。少なくとも来年の夏には食べきれないほどのキイチゴの収穫は、約束さ

れたも同然だ。HAHA達も多少歩き難いかもしれないが、腹いっぱいキイチゴが食べられる

ならその方が良いと言うかもしれないが・・・。
   
八ヶ岳初観雪 キイチゴ?    
       
2007.10.06〜07

 10.06

 am5:30出発。3連休の初日で晴れということもあり、高速はかなり車も多くスピードも出

せないが、何とか止まることもなく、早朝割引限界の昭和ICまで行く。そこからは20号線に

にて長野へ。畑の中を上っていく道では正面に八ヶ岳がひろがってくる。着いてみると、今日

は北西方向に遠く北アルプスも見える。空には秋の雲がひろがっている。そんななか早速

作業を始めることとするが、先週掃除をした所は心なしか草が伸びたような気がする。
道の先には八ヶ岳が 遠く北アルプスも 秋の空 草が伸びたような・・・
 
 今回の作業は、草刈機で切りっぱなしになっている株を除去することだ。ということで、まず

は、目ぼしい株をスコップで掘り返してみる。結構根が深いななどと思いつつもあまり深くも

考えずに作業を始めたのだが、やがてとんでもないことに気がついた。各々の株は、単独に

生えているのではなく、皆地下茎で繋がっており、またその地下茎は太いものは2cm以上

もあるようなものだった。そんな地下茎が深さ20cm前後の所に縦横無尽にはしっている。

また大小さまざまな大きさの石が非常に多く、地下茎を掘り返そうとするとスコップが石に当

たる。考えていてもしょうがないので作業を続ける。手のひらが痛いなと思って手袋をはずす

とすでに豆がつぶれて皮が剥けていた。

 昼食をはさんでただひたすら作業を続ける。今回で枯れ枝を除去した部分の半分位はと思

っていたが、それはすでに無理だというのは分かったが、それならばこの2日間でどれくらい

進められるかやってみようとということだ。

 pm5:00を過ぎ日もかたむき、今日の作業もこれまでとする。本日の成果は写真の通り。

それにしてもあまりの狭さに愕然とするが、自分的にはやれることをやるしかないわけでこれ

もしょうがない。そんなことより入笠山方面に日が沈むと、槍・穂高連峰が夕日に浮かび上が

った。こんな景色が見れただけでも来た甲斐があったということだ。
 
本日の成果 日沈 槍・穂高連峰  

 道具を片付けて近くの温泉へ。連休のためか随分混んでいるが急ぐ理由もなくゆっくりとお

湯につかる。その後村の中心部?まで行って夕食を摂り、戻って車で寝る準備をする。外に

出てみると満天の星だ。こんな多くの星を見たのは山を歩いていた頃以来だった。

10.07

 6時前外が明るくなり始めたので、八ヶ岳の全景が見えるところまで散歩に行く。畑では農

家の人たちが皆な作業を始めるところだった。5分ほど歩いた所て八ヶ岳方面を見ていると、

光がキレットを抜けて赤岳の西面を照らし始めた。南東方向には、朝もやに甲斐駒が浮かん

でいる。そんな景色をしばらく楽しんで車に戻り朝食のパンをとる。
八ヶ岳の全景 朝日がキレットから 甲斐駒ヶ岳と鋸尾根 車に戻る

 am7:00作業開始。といっても前日と同じことを繰り返すのみ。ただ根を掘り返し石をどか

し、再び根を掘り返す。木の根がはびこっている所は小石が多く、根を掘り返そうと思っても

いちいち小さな石に当たる。まるで小石が根を守っているようだ。根が無いなと思っていると

今度は大きな石がかたまって出てくる。掘り出しても持ち上げられず転がして移動するザマ

だ。しかし考えてみれば当り前で、大きな石があれば、木は根を張ることができず、小さな

石の隙間を縫うように根を張るということだ。そんな当り前のバカなことしか考えられない状

況になりつつも ただただ作業を続ける。

 昼をはさんで作業を続けるが、体の節々も痛くなり早めだが4時前に作業を切り上げること

とする。結局この2日間でできたのは、写真のようにたった5m四方だった。そして掘り出した

ものは、写真のような石と木の根だ。鉈を載せてあるのが今回のBig One。そして木の枝

のように見えるのが全て木の根ということだ。

 後片付けの後再び温泉に入り、帰途へ。小仏トンネル渋滞30キロ、高井戸まで5時間以

上という表示のなか、裏技を駆使して何とか4時間ほどで帰ったのでした。
 
本日の成果 Big One 木の根(一部)  
       
2007.09.29

 天気予報では、朝晩雨ということだったので、東京では雨だったが行ってみることとする。

着いてみると、雨というよりも標高が高いので雨雲の中だった。しばらく様子見で、車の中で

雨を見ながら横になっていると朝が早かったのでウトウトとしてしまった。雨は上がりそうもな

いので、時間を見計らって車で20分ほどのJマートまで行って安いレインコートを買ってくる。

 早速レインコートを着て作業を始める。まずは、犬たちが自由に走り回れる場所を確保する

ため、下刈りをしてそのままになっている枯れ枝の除去からだ。今日の予定は、約20メート

ル四方の枯れ枝の除去だ。といっても武器は竹製の280円の熊手だけ、ただ枯れ枝を掻き

集めてはドッグラン?予定地の外へ掻き出すだけだ。2時間半ほど作業をしたところで昼も

過ぎたので、休憩もかねてコンビニまで昼食を買いに行く。

 午後は雨も上がり作業を再開するが、午前中は雨でめがねが曇ってよく見えていなかった

せいか、ちゃんとやったつもりの所も、結構枯れ枝が残っておりがっかりする。気を取り直し、

気合を入れて作業を再会する。その後時々通る人たちの物珍しげな視線を感じつつ、あたり

が薄暗くなり始めるまで作業を続ける。

 約6時間の作業の成果は、下の写真の通り。いろいろなご意見もございましょうが、所詮

自己満足の世界ということだ。その後近くの温泉で今日一日の汗を流して帰途についたの

でした。
       
作業前 作業後