Tricycle
Boy
昨年の正月休みにちょっとした思いつきで、実験機として作り始めたTricycle
Boyでしたが、想定外の壁でなかなか進まず、2月にはいよいよ行き詰ってしまい
ました。その気分転換に何気なくYOU
TUBEでいろいろなロボットの動画を見てい
たところ足首を曲げて重心を移動する方法に気づき、PR-5につながりました。そ
の後、昨年はPR-5に追われるように過ぎてしまい、年が明けてやっと落ち着いた
2月から、机の上の片隅に放置してあったTricycle Boyの製作を再開しました。
さて前置きが長くなりましたが、Tricycle
Boyは、「人形が三輪車に乗って走る」
という、Automataの古典的?テーマの一つです。多くの場合、三輪車に動力を設
け人形は、三輪車を漕ぐ偽装動作をしているのですが、Tricycle
Boyの場合は、
ご覧の通り三輪車に動力はありません。ではどのようにして?ということですが、
今回は動画を見てお考えくださいという趣向です。
ちなみに今回は、メカというよりはフレームの構造やボディを何度か作り直すこ
となり、結局3ヶ月ほどかかりました。思いつきの実験にしては、かなりな目に遭
いましたが、その分新たなノウハウも得られたので、私的には良かったということ
にしておこうと思います。今回の結果はいずれ応用できればと考えていますが、
まだ先のことになりそうです。その前にこの1年PR-5に追われながらいろいろ考
えていたものから作ってみようかと思っています。
まずはその動作の様子を動画でご覧になり、暇つぶしがてら動作原理を考え
てみていただければ幸いです。
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